2018年の西日本豪雨で、僕の住む町、坂町も大きな被害を受けました。
少しずつ災害の爪痕が減ってはいるのですが、仮設住宅の立ち並ぶ公園、修繕されていない川沿いの道など、以前のままの姿に戻るには、まだまだ時間がかかりそうです。

そんな中、いつもの遊び場を失ってしまった子どもたちを励ますために、プレーパークという活動をされている団体に手伝っていただき、自由な発想で遊べる「冒険遊び場」を開催しました。

坂町に住む住民として、一人の親として、イベントを運営する一人として。
何を伝えれば、もっとこのイベントが素敵なものになるだろう、と悩んだ末に出てきたのは、遊びの瞬間のワクワクドキドキした気持ちや、喜びにスポットをあてることでした。
「親子で、遊びの天才になろう！」というキャッチコピーをつくり、夢中になって遊ぶ子どもの写真をメインに据えて、思い切り楽しむこと、失敗してみること、笑い飛ばすことなど、子どもたちのたくましいエネルギーをイメージしながら
チラシを作成させていただきました。

当日は、少し雨が降ったにもかかわらず、100名以上の方に足を運んできただき、笑い声の絶えないイベントになりました。