いのちを感じる、鮮烈な香り「ヤマモモの実」

//2018.6.10//ヤマモモの実///

我が家の前の道には、ヤマモモの木が街路樹として植わっています。
保育園に子どもを自転車で送って行く時、毎日少しずつ実が色づいていくのを見ながら、今か今かと食べ頃を待っていました。
そしてついに、初めてのヤマモモ実食です!!
5月の半ばにはまだ緑色だった実が・・・
6月の上旬で、赤く色づいてきました。
松ヤニのような香りがする実は、小さな粒がぎっしり集まっています。
齧ってみると、くっきりした酸味と華やかな香りが口に広がります。齧る前の松ヤニのような匂いは、口に入れると感じないのが不思議でした。
柔らかな桑の実の味とは対照的な、鮮烈な味。
中に大きな種がひとつ入っていて、見た目よりも食べるところが少ないのが残念なのですが、とても美味しい!
品種改良で飼いならされた、スーパーで売っているアクのない果物とは一味違う、ストレートな「生きている」逞しさを感じる味わいでした。
熟すとあっという間に地面に落ちてしまうので、短い旬をしっかり楽しまなければ!!

//追記///
そのままで十分美味しいのですが、翌朝にはバナナと合わせて少し甘みをつけた牛乳に浸してみました。
ミルクに負けない存在感で、すっきり美味しくいただきました!

関連記事

  1. 真っ赤な果実を、ぎゅっと濃縮「やまももジャム」

  2. 懐かしい風景と、香り。「みょうがの醤油漬け」

  3. ワイルド里芋の煮っころがし

  4. 清流を味わう「ハヤの唐揚げ」

  5. 地面からニョキニョキ、「たちっぽ」

  6. 軒先の、記憶。「自家製干し柿」

  7. 採れたての、瑞々しさと歯ざわり「キュウリの冷や汁」

  8. 小さな野草の生命力 「ノビルの醤油漬け」

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

制作実績一覧

PAGE TOP