清流を味わう「ハヤの唐揚げ」

//2018.8.13//ハヤの唐揚げ///

vol.12でも書いたのですが、僕の実家は、大分県別府市の山の中にあります。
その山奥で、今年の盆は、兄・弟の家族と賑やかに過ごしました。
林の中での宝探しや流しそうめんなど、イベント目白押しだったのですが、その中でも特に記憶に残ったのが、「ハヤ」という小魚のことです。

近くの湧き水から生活水を引いているほどの山奥なので、家の近くにはいくつかの小川があります。
その小川の中に、ペットボトルの上部を切って逆さに刺し、うどんの切れ端を入れただけの簡単な仕掛けを放置すること数時間。
2Lのペットボトルの中にたくさんの小魚が詰まっていました…!
「清流じゃないと獲れない魚だぞ」と自慢気に語る父を、やるなぁ親父…と久々に尊敬の眼差しで見てしまいました。

罪なき魚たちは小さなプールに入れられて、子どもたちの掴み取りの餌食に。
ちょっと残酷だなぁと思う半面、子どもたちがリアルに「生きているもの」にふれて感じる経験をさせてもらっていることに、深く感謝するひとときでした。

存分に魚と触れ合った後に、唐揚げにしていただくことに。
下味をつけたハヤを、小麦粉と一緒にビニール袋に入れてシャカシャカしたら、熱した油へ投入。
からりと揚げると、頭や骨までそのままいただける、シンプルだけれども味わい深い一品になりました。

生きている姿にふれること。死に立ち会うこと。調理の中に、愛情や手間を感じてもらうこと。
「いのちをいただくこと」への感謝が、経験を通してこどもたちの中に育ちますように。

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