ららぽーと甲子園に新しくオープンした、みんなの寄贈でつくる図書館、まちライブラリーに行ってきました。
自分が読んだ本を、短い紹介をのせて誰かにお勧めする。読んだ人が、感想を書き込んでリレーしていく。一冊の本を介したコミュニケーションから生まれる、交換日記のような密やかさと体温が素敵だなぁと感動しました。
今回出会ったのは、岡野大嗣の現代短歌集「サイレンと犀」。
生活のなかで誰しもが経験するような場面を、“あぁ、そういう感じ方をしてたかも”と瑞々しく切り取る感性に、尊敬するコピーライター岩崎俊一さんの「コピーは、つくるのではなく見つけるものだ」という言葉を思い出しました。
“僕の背のほうへ電車は傾いて向かいの窓が空だけになる”
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